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ユニティの日本向けLED出荷、来年上半期にずれ込み【表】


ニュース 電子 作成日:2010年11月30日_記事番号:T00026888

ユニティの日本向けLED出荷、来年上半期にずれ込み【表】

 
 発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)の東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)が、ソニーやシャープといった日本のテレビブランドから初めて受注した42〜55インチの大型LEDバーは、第4四半期に月1,000〜2,000万個を出荷する予定だったが、サンプルの認証段階でストップしたままとなっている。ユニティは「日本側の厳しい審査基準が要因で、出荷は来年上半期にずれ込む」と説明した。30日付工商時報が報じた。
 
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 ユニティによると、日本メーカーはこれまで自社製のLEDにこだわっていたが、韓国メーカーへの対抗から低コスト品の外部調達を始めた。また日本メーカーに生産能力増強計画がないことがサプライチェーン入りを果たせた要因だという。ただ、今回出荷がストップしたことについて業界関係者は、「第3四半期に(LEDテレビ市場の)在庫が高まったこと、日本ブランド自身のLED生産能力にまだ余裕があることなどが原因」と指摘した。