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璨円光電とユニティ、中国テレビ顧客を共同開拓


ニュース 電子 作成日:2010年11月30日_記事番号:T00026889

璨円光電とユニティ、中国テレビ顧客を共同開拓

 
 発光ダイオード(LED)をバックライトに採用したテレビの中国市場での成長を好感し、LEDエピタキシャルウエハー・チップの璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)とLEDパッケージング(封止)の東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)が、共同で中国大手テレビブランドの開拓を進めている。既に3〜4社から受注を獲得しており、璨円光電は「来年、中国顧客が成長の新たな原動力となる」と見込んでいる。来年は日本ブランドも顧客に加えたい考えだ。30日付電子時報が報じた。

 市場観測によると、韓国ブランドはLEDの自社調達比重を高めており、来年の外部調達は今年と同水準か小幅増にとどまる見通しで、今後LED関連業者の成長は中国および日本ブランドからの受注が鍵を握るとみられる。

 璨円光電とユニティは既に韓国2大テレビブランドから受注を獲得しているが、来年は中国、日本顧客を増やし、韓国顧客の比重を下げる方針とされる。

 なお電子時報は、中国では12月1日からの薄型テレビの新しい省エネルギー基準施行などにより、LEDテレビ市場浸透率は第4四半期30%、来年通年では45〜50%と予想以上のペースで上昇すると予測している。