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DRAM価格下落止まらず、減産拡大か


ニュース 電子 作成日:2010年11月30日_記事番号:T00026891

DRAM価格下落止まらず、減産拡大か

 
 DRAM契約価格の下落が続く中、29日はDDR3のeTTチップのオファー価格が7%下落、1ギガビット(Gb)DDR3のオファー価格は1.3米ドルを切った。このまま下落が続けば、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)に続き、DRAMメーカー各社に減産の動きが拡大する恐れがあるとの懸念が出ている。30日付電子時報が報じた。

 DRAM価格の下落は、各社の利益を浸食している。南亜科技、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)などは今年通年で赤字となる見通しだ。パワーチップ、瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)は今年第1〜3四半期でともに140億台湾元(約387億円)以上の利益を出したが、パワーチップは資金繰り悪化の懸念から、400億元の債務繰り延べの交渉を債権団と行う予定だ。