ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

TSMC、来年も昇給3〜5%か


ニュース 電子 作成日:2010年11月30日_記事番号:T00026892

TSMC、来年も昇給3〜5%か

 
 ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長は29日、今年の業績好調を受けて、来年も昇給を行う考えを示した。昇給幅は新竹科学工業園区(竹科)の同業の水準を参考にするとのことだが、業界関係者は3〜5%となると予測している。30日付電子時報などが伝えた。

 TSMCは今年初め、給与・賞与体系の見直しを行い、全従業員の給与を15%引き上げた。4月の定期昇給を通じて、引き上げ率は通年で18%に達したとみられる。来年支給される春節ボーナス(年終奨金)の支給額は、月給2カ月分を維持する見通しだ。

 また業界予測では、TSMCが来年支給するボーナスと自社株現物支給(分紅)の総額は210億台湾元(約580億円)に達し、従業員3万人の規模から試算すると、1人当たりの支給額は前年比28%増の平均70万元(約193万円)となるとみられる。