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スポーツ用品販売の仏デカトロン、台湾展開を決定【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年12月1日_記事番号:T00026896

スポーツ用品販売の仏デカトロン、台湾展開を決定【表】

 
 フランス最大の店舗数を持つスポーツ用品製造・販売業者、「Decathlon(デカトロン)」が、今後120億台湾元(約330億円)余りを投じ、5年内に旗艦店10~12店舗を展開する計画を決めた。台湾における調達拠点を置く台中に台湾本部を設立する予定で、今月中旬にも台中市政府と投資契約を締結し、1号店の開設準備に入る方針だ。1日付経済日報が伝えた。
 
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 台湾迪卡儂(台湾デカトロン)によると、同社は台湾スポーツ用品市場の将来性を好感し、長期的には全土で販売拠点60店舗程度を展開する計画だ。

 旗艦店1号店は、台中市南屯区の南苑駐車場に設置予定で、来年初旬に着工、同年内のオープンを目指す。売場面積は2,400坪程度。また、台北や高雄でも来年中に店舗をオープンさせたいようだ。なお同社は既に、テスト店舗として台中市永春東一路に販売店をオープンしている。

 デカトロンは欧州や南米、アジアを中心に490店舗を展開、年間売上高は約2,300億元。台湾では台中に20年前から調達センターを設置し、自転車やサーフボード、衣料などを調達している。台湾での取引先はナイロン大手、力鵬企業など100社を超え、年間調達額は今年34億元、来年は38億~40億元が見込まれる。