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香港の不動産最大手「中原地産」、高級住宅ターゲットに支社設立へ


ニュース 建設 作成日:2010年12月1日_記事番号:T00026900

香港の不動産最大手「中原地産」、高級住宅ターゲットに支社設立へ

 
 香港の不動産販売代理、中原地産代理(センタライン・プロパティ・エージェンシー)の陳永傑総経理は30日、12月中旬に台湾支店を設立すると表明した。場所は台北市の都市交通システム(MRT)新店線・古亭駅付近となる。同社は同日、台湾の璞園建設団隊(正式社名・璞園広告)と、高雄市の高級住宅物件「都庁苑」を共同で販売する契約を結んだ。今後中原地産が抱える中国や香港の富裕顧客に向け販売する構えだ。また台北市でも物件を模索中だ。1日付経済日報などが報じた。

 陳・中原地産総経理によると、今年上半期、香港の6,000万台湾元(約1億6,000万円)以上の高級住宅物件のうち、中国の個人投資家による購入が金額ベースで36%を占め、台湾の物件についても同様の商機を見込んでいる。

 なお、中原地産台湾支社の余志文総経理によると、中国大陸出身者でも香港の身分証を持つ永久居民、または香港の身分証を持ち香港に満7年以上居住していれば、台湾の不動産購入に法的問題はないという。