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聯成の中国事業、3億ドルを追加投資


ニュース 石油・化学 作成日:2010年12月1日_記事番号:T00026903

聯成の中国事業、3億ドルを追加投資

 
 化成品メーカーの聯成化学科技(UPC)は、中国での第2期投資計画として3億米ドルを投じ、可塑剤(DOP)などの生産能力増強を行う。2年後の稼動を目指し、先ごろ策定された中国の第12次5カ年計画(2011~15年)による内需商機を狙う。1日付蘋果日報が伝えた。

 同社は、最高2億米ドルを投じて、中国子会社の遼寧聯成化学と聯成材料を設立し、ナフサ分解によって副生する混合物C4留分を利用した特殊化学品を生産する方針だ。同社はこれまで華中・華南地方で重点的に展開してきたが、東北地方の遼寧省での生産拠点設置で、農村の都市化に伴う需要を狙う。

 同社の年産能力は、今月稼働するポリ塩化ビニル(PVC)とDOP生産ラインの70万トンを合わせ、来年には中台で計200万トンとなる。これを受け来年売上高は今年の3割以上増となる500億台湾元(約1,370億円)も見込めるよう
だ。