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裕隆「tobe」、来年販売は4倍の4千台へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年12月1日_記事番号:T00026907

裕隆「tobe」、来年販売は4倍の4千台へ

 
 裕隆汽車傘下、裕隆酷比汽車は、中国の吉利汽車(浙江省)の設計を導入して展開する自社ブランド「tobe」から、第1号モデルの「M’car」に続き、来年第3四半期に小型CUV(クロスオーバー)「GX−2」を発表する計画だ。新車投入で来年の販売台数は4,000台へと、今年の4倍を予測している。1日付工商時報が伝えた。

 同社はさらに、再来年の小型RV(レジャー用多目的車)「GC−5」発売に向け、来年中に販売拠点を5カ所増設する方針だ。設置経費は1カ所当たり500万台湾元(約1,370万円)以内とし、投資総額は2,000万~3,000万元の予定。

 同社は、4月に発売した入門車種で40万元以下の「M’car」が好調で、受注は一時期2,000台に達した。ただ裕隆三義工場(苗栗県)で「tobe」に当てられる生産能力は月200台余りにすぎない。また7月にはリコール(回収・無償修理)に発展する問題が起きたため販売台数が急減し、先月25日までの販売台数は860台にとどまった。このため、今年の販売目標を当初の2,400台から1,000台に下方修正している。