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AUOが独エボニクと戦略提携、PMMA共同開発へ


ニュース 電子 作成日:2010年12月1日_記事番号:T00026914

AUOが独エボニクと戦略提携、PMMA共同開発へ

 
 液晶パネル大手、友達光電(AUO)は30日、以前から協力関係にあるドイツのエネルギー・化学大手、エボニク・インダストリーズ社との戦略提携を発表した。2社共同で、TFT−LCD(薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ)の導光板などに使用されるポリメチルメタクリレート(PMMA)分野の研究開発(R&D)などを進める方針だ。1日付工商時報などが伝えた。

 AUOは2008年にも傘下の輔祥実業(フォアハウス)を通じ、エボニク社と合弁で輔徳高分子(エボニク・フォアハウス・オプティカル・ポリマース)を台中県に設立、PMMAを生産している。

 今回の戦略提携にはPMMAの生産やR&Dのほか、リサイクルなどの内容も含まれている。AUOはまた、提携による事業を太陽エネルギーや照明などグリーンエネルギー分野にも拡大したい考えだ。李焜耀AUO董事長は、エボニク社との提携で材料技術分野での開発力を強化できると指摘した。