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IC設計業界、部品需要増で業績に追い風


ニュース 電子 作成日:2010年12月1日_記事番号:T00026919

IC設計業界、部品需要増で業績に追い風

 
 台湾のIC設計業界は、ノートパソコンの新機種発売による買い替え需要やタブレット型PCの人気で、半導体チップなど主要部品に対する需要が高まるとみており、来年第1四半期にかけ好業績が見込まれている。1日付電子時報が伝えた。

 ノートPC用のIC設計業者は、出荷量が来年1月にピークを迎えるとみており、致新科技(グローバル・ミックスドモード・テクノロジー=GMT)、立錡科技(リッチテック・テクノロジー)、茂達電子(アンペック・エレクトロニクス)などIC設計各社は業績の伸びが期待される。

 特に、GMTは宏碁(エイサー)のタブレットPCや友達光電(AUO)の液晶パネル向けの受注に成功し、業績は堅調な伸びが見込まれる。

 業界関係者は「来年第1四半期だけでモデルチェンジする機種が20~30機種あり、部品在庫の積み増しが必要となっているため、部品の発注が回復している」と指摘した。