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東元・歌林出資の米シンタックス、業績大幅下方修正


ニュース 家電 作成日:2007年9月17日_記事番号:T00002692

東元・歌林出資の米シンタックス、業績大幅下方修正

 
 東元電機(TECO)と歌林(コリン)が出資する米国の液晶テレビメーカー、シンタックス・ブリリアンは12日、事前予想を大幅に下方修正し、株価が急落した。15日付経済日報が伝えた。

 ナスダック市場に上場するシンタックスの株価は13日に34.6%急落するなど、11日から3営業日の下落率は41%に達した。14日は2.5%反発して引けた。株価急落は12日に業績予測が下方修正されたことに加え、上半期業績の発表延期、最高財務責任者の辞任など悪材料が重なったため。

 同社は7~9月期の売り上げ予測を1億7,000万~1億8,000万米ドルのレンジとし、アナリスト予測を大幅に下回った。同社はアジアの取引先企業が資金調達できず、商品出荷が滞ったためとしている。

 シンタックス・ブリリアンの株価急落について歌林は、「同社の今年の液晶テレビの出荷台数は昨年の3倍に上っており、財務予測が期待通りでなかったことを受けての調整は悪いことではない。クリスマス商戦の第4四半期が今年の売上高の鍵となる」という見方を示している。