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HIV感染者1.9万人、日本の元AV女優が啓発宣伝


ニュース 社会 作成日:2010年12月2日_記事番号:T00026923

HIV感染者1.9万人、日本の元AV女優が啓発宣伝

 
 世界エイズデーの1日、日本の元AV女優でタレントの紅音ほたるさんが台北市で、エイズ予防を呼び掛けるキャンペーンを行った。コンドームを模したピンクの帽子をかぶった紅音さんは、現場で自らHIV(ヒト免疫不全ウイルス)のスピード検査を受けて陰性を確認して、コンドームの使用と検査の励行を訴えた。

 台湾では日本のAVがよく見られているが、紅音さんは「編集によって付けていないように見せているが、実は男優は必ずコンドームを付けている。日本の学生でまねて性病になった例もあり、決してAVをまねてはならない」と呼び掛けた。

 行政院衛生署疾病管制局によると、台湾のHIV感染者は今年10月までの累計で1万9,735件に上り、65%が性行為を通じた感染だ。15〜24歳の若年層の感染者が全体に占める割合は2007年の14%から昨年28%へと2倍に増えており、若者の間で急速に広がっていることがうかがえる。若年層では性行為を原因とする感染が9割に上る。