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民進党主席、銃撃事件の真相究明求める


ニュース 政治 作成日:2010年12月2日_記事番号:T00026927

民進党主席、銃撃事件の真相究明求める

 
 蔡英文民進党主席は1日、5直轄市長選後初めて開かれた党中央常務委員会で、投票日前夜に起きた連戦・国民党名誉主席の長男、連勝文氏(40)に対する銃撃事件を「選挙の汚点だった」と語り、警察当局に一刻も早い真相究明と市民への説明を行うよう求めた。

 市長ポストで新たな勢力伸長がなかった結果については「遺憾」としつつ、突発的事件で大きな影響を受けたとして、「基盤組織を十分固めていないことが原因であり、その強化に取り組むとともに政策路線の検証を行いたい」と語った。

 蔡主席はまた、「民進党に失望していた多くの支持者が再び熱心に支持してくれるようになった。党が次回の選挙でさらに良い成績を収めることに貢献してくれるだろう」と期待感を示した。

 蔡主席には「敗戦」の責任があるとして、呂秀蓮前副総統や蔡同栄立法委員らベテラン党員から辞任を求める声が上がった。しかし、シンクタンクの台湾智庫が1日発表した世論調査によると、蔡主席の続投を支持する回答は71.4%だったのに対し、支持しないは15.7%で、続投支持が大幅に上回った。