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中台の投資保障協議で進展、江陳会は16日開催へ【表】


ニュース その他分野 作成日:2010年12月2日_記事番号:T00026929

中台の投資保障協議で進展、江陳会は16日開催へ【表】

 
 中台の第6回民間トップ会談(江陳会)に向けた予備交渉で、焦点の両岸投資保障協議をめぐる交渉で具体的進展がみられたことが交渉筋の話で1日までに分かった。2日付工商時報が伝えた。
 
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 呉敦義行政院長は、第6回江陳会を16、17の両日、台北で行うことを予定しており、中国側の回答を待っていることを明らかにした。

 施顔祥経済部長と行政院大陸委員会(陸委会)の頼幸媛主任委員は2日、立法院経済委員会で交渉状況について説明を行う。中台はこれまでに、▽投資者の定義▽投資待遇▽為替決済▽資産接収▽損失補償▽紛争解決──などの項目で交渉を進めてきた。

 交渉筋は「中国に進出する台湾企業がこれまで恐れてきた資産接収問題では、具体的な解決法が示される見通しだ。中国の関係部門は、台湾企業の資産が何らかの理由で接収された場合、適切な補償を行うことに同意した」と説明した。
 
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第6回江陳会の開催場所と日程などの意見交換のため訪台していた中国の鄭立中・海峡両岸関係協会副会長は1日、離台した(1日=中央社)