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中国人の業務研修、1社年間100人に制限


ニュース その他分野 作成日:2010年12月2日_記事番号:T00026931

中国人の業務研修、1社年間100人に制限

 
 内政部移民署は1日、中国人が企業研修目的で入境しながら、実際には工場での労働に従事するなど、研修受け入れ制度を悪用するケースが目立つことから、関連規定を厳格化し、1社当たりの研修生受け入れ数を毎年100人、研修期間を現在の最長3カ月から1カ月に短縮することを決めた。2日付経済日報などが伝えた。

 現行規定では、中国人ビジネス関係者の受け入れ枠が1社当たり最大で毎年400人に制限されているが、その枠内であれば、研修生の数に制限はなかった。見直し後は、研修生は各企業に割り当てられた中国人ビジネス関係者の受け入れ枠全体の4分の1に制限されるため、上限は100人となる。

 今回の制度見直しは、タッチパネル大手、洋華光電(ヤング・ファスト・オプトエレクトロニクス)が研修生を生産現場に投入する違反事例で摘発されたことを受けた措置。研修生は研修時間が毎日4時間までに制限され、夜間、休日の研修実施は禁止される。