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両岸医薬衛生合作協議、内容で大筋合意


ニュース 医薬 作成日:2010年12月2日_記事番号:T00026934

両岸医薬衛生合作協議、内容で大筋合意

 
 中台は今月16日にも台北で行われる第6回民間トップ会談(江陳会)で署名する「両岸医薬衛生合作協議」の内容で1日までに大筋合意した。2日付工商時報が伝えた。
 
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「五不原則」を説明する楊志良・行政院衛生署長(右)と頼幸媛・陸委会主任委員(左)(1日=中央社)
 
 これまでの交渉で、合作協議には、▽伝染病予防▽医薬品の安全管理と研究開発(R&D)▽漢方薬材の安全管理と漢方薬研究▽救急診療──などの項目が盛り込まれることが決まった。台湾側はさらに、新薬開発での協力も内容に盛り込むよう求めている。

 行政院大陸委員会(陸委会)の頼幸媛主任委員は1日、交渉に当たり、▽医学関連人材の育成▽中国の医療関係者の台湾での資格試験受験▽中国の医療関係者の台湾での就業▽中国資本による台湾での病院設立▽中国の医療機関に対する健康保険給付──を認めないとする「五不原則」を堅持することを強調した。

 一方、今回の合作協議には、国際基準に沿った新薬認証、臨床認証に関する内容が盛り込まれる。