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11月の製造業PMI、4カ月ぶり「景気拡大」


ニュース その他製造 作成日:2010年12月2日_記事番号:T00026935

11月の製造業PMI、4カ月ぶり「景気拡大」

  
 HSBCが1日発表した11月の台湾・製造業購買担当者景気指数(PMI)は、新規受注数の微増を受けて51.7に上昇し、4カ月ぶりに「景気拡大」と「景気後退」の分岐点である50を上回った。前月は48.6だった。鉅亨網などが1日報じた。

 HSBCによると、11月は台湾内からの新規受注数が5カ月ぶりに増えたほか、海外からの新規受注数も引き続き増加した。ただ、新規受注数は、海外からおよび全体ともに例年より伸びが小さいという。

 また仕入れ価格と製品価格の上昇幅がともに過去最高となった。HSBCは、仕入れ価格の大幅上昇は原材料価格の上昇、および一部品目の供給不足、為替相場の変動が主因と指摘。台湾の製造業の仕入れコストは18カ月連続で上昇している。一方、製品価格もコスト上昇に伴い上向いているが、競争激化から今後の大幅成長は見込めないとしている。