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台湾一眼デジカメ市場、ソニーがニコン抜き2位


ニュース 家電 作成日:2010年12月2日_記事番号:T00026941

台湾一眼デジカメ市場、ソニーがニコン抜き2位

 
 一眼レフ機およびミラーレス機を含むレンズ交換式デジタルカメラの1〜10月台湾市場シェアは、キヤノンが42〜43%で依然首位となったが、2位には30%強でソニーが入り、これまでキヤノンと互角のトップ争いを繰り広げてきたニコンは20〜25%にシェアを落とした。2日付電子時報が業者統計を基に報じた。

 ニコンのシェア低下について同紙は、今年上半期、ニコンは入門機種の売れ行きが予想より振るわなかったことでキヤノンに差を広げられ、さらにソニーが今年7月に発売したミラーレス機種「NEX」が注目を浴びたことで一眼レフ機「α」を含む同社製品の販売が伸びたことが要因と指摘。さらに在庫不足の問題が台湾代理販売店と日本本社の間で解決できていないこともあり、通年でもソニーに台湾2位の座を明け渡すことになると予測している。

 ただニコンの台湾総代理、国祥貿易は「今年台湾では一眼デジカメの需要が急速に成長しており、当社の同製品販売量は前年比約30%成長する」と強調した。