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エイサー重慶拠点設置、市政府と正式契約


ニュース 電子 作成日:2010年12月2日_記事番号:T00026945

エイサー重慶拠点設置、市政府と正式契約

 
 宏碁(エイサー)は1日、中国重慶市での世界生産拠点および中国第2経営本部の設置に関し、同市政府と正式に契約を結んだ。契約締結式に出席したエイサーのジャンフランコ・ランチ執行長(CEO)は、「重慶拠点の設置は中国市場での発展に有利で、今後同市場2位、世界1位のノートパソコンブランドという目標に向け邁進する」と抱負を述べた。2日付工商時報が報じた。
 
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正式契約を終え握手を交わすランチCEO(左)と黄奇帆重慶市長(右)。同市は「世界最大のノートPC生産拠点」を目指しているとされる(エイサー提供)

 エイサー重慶本部は、同市両江新区内に1億5,000万米ドルをかけて設置され、来年1月に30〜40人体制での運営開始を予定している。中国西部市場の開拓を主要任務とし、既に市場調査を開始している。今後は100人体制にまで規模を拡大する計画だ。

 またランチCEOは、今後パートナー企業と共同で同地に生産基地を築く考えを示し、黄奇帆重慶市長も、エイサーのノートPC生産パートナーである、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、緯創資通(ウィストロン)、和碩聯合科技(ペガトロン)も同市に進出することになると語った。