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中芯の特許侵害、TSMCの仮処分申請却下


ニュース 電子 作成日:2007年9月17日_記事番号:T00002696

中芯の特許侵害、TSMCの仮処分申請却下

 
 台湾積体電路製造(TSMC)が中国の半導体受託生産大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)に特許や企業秘密を侵害されたとして訴えた民事訴訟で、米カリフォルニア州最高裁アラメダ郡支部は13日、TSMCが求めていた販売差し止めの仮処分申請を却下する決定を下した。15日付工商時報が伝えた。

 州最高裁は、(1)原告のTSMCによる主張は理由を欠く(2)被告の中芯による和解合意違反で生じた損害は、審判終了後に賠償という形で補うことができる(3)中芯に資産移転や破産の恐れがない(4)TSMCの主張を認めると、中芯に巨額の金銭的損失が生じ、企業イメージの低下につながる-という4点を挙げた。