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統一速達、上海との双方向物流事業に参入【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年12月3日_記事番号:T00026962

統一速達、上海との双方向物流事業に参入【表】

 
 ヤマト運輸と提携し、台湾で宅配便事業を展開する統一速達は2日、来年にも台湾と上海の間で双方向物流業務を開始すると発表した。
 
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 統一速達は「クロネコ宅急便」ブランドで台湾全土で宅配便事業を展開しており、日本にも台湾からの一方通行ながら国際配送が可能となっている。今後は双方向の配送サービスを日本のほか、ヤマト運輸が既に進出している上海、シンガポールにも拡大する計画だ。初年度は5万件を取り扱い、2,000万台湾元(約5,500万円)以上の売り上げを見込む。

 統一速達の許晋彬総経理は「中台間の双方向物流業務は、台湾企業の進出が多い上海地区から開始し、状況を見ながら他の都市にも拡大していく」と説明した。

 一方、東元集団が出資する「宅配通(ペリカン便)」も福建省アモイ市のアモイ港務公司と提携し、アモイ市の地域限定で中台間の貨物物流業務に参入する計画だ。