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グリーン建築、推進プランを閣議決定


ニュース 建設 作成日:2010年12月3日_記事番号:T00026964

グリーン建築、推進プランを閣議決定

 
 行政院は2日、省エネに配慮した「グリーン建築」を推進する「智慧緑建築推動方案(スマートグリーン建築推進プラン)」を閣議決定した。3日付工商時報が伝えた。

 同方案は、今年から2015年までに32億台湾元(約88億円)の予算を計上し、284億元の投資促進効果と関連産業分野で7,529億元の生産誘発効果を見込む。温室効果ガス削減効果は382万トン、雇用創出効果は24万3,000人と試算されている。

 内容は法規の健全化、革新的な技術開発、モデル応用計画の実施、スマートグリーン建築の全面的推進という4項目の戦略に基づき、▽自動制御▽室内環境▽省エネ空調▽照明▽エネルギー家電▽省エネ家電▽節水──などの分野が対象となる。

 来年からはコンビニエンスストア、工場、ハイテク団地、都市再開発(都市更新)事業、国有地売却などで、モデル事業が実施される。特にコンビニエンスストアに対しては、5,000万元の予算を投じ、2,000カ所を省エネ設備を設置した「グリーン・コンビニ」化する。

 内政部営建署は来年にもグリーン建築に関する技術規則を定め、推進対象を拡大していく方針だ。