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11月バイク販売が2割減、通年で過去最低も【図】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年12月3日_記事番号:T00026969

11月バイク販売が2割減、通年で過去最低も【図】

 
 交通部数拠所の統計によると、11月のバイク新車登録台数は4万4,475台で、前年同月比20.37%減と大幅に落ち込んだ。業界関係者は、今年通年の市場規模が52万〜53万台にとどまり、統計開始以来の最低となる恐れもあると予測した。3日付工商時報が報じた。
 
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 11月のメーカー別新車登録台数は、光陽工業(KYMCO)が1万6,556台、台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)が1万3,696台、三陽工業(SYM)が1万1,840台だった。

 3社はいずれも、今年に入って景気は回復しているものの、昨年末でバイク購入時の貨物税(物品税)減税措置が打ち切られた上、環境に配慮した第5期排ガス基準導入で販売価格が高くなったことが購買意欲が高まらない原因と分析した。市場の冷え込みを受け、光陽工業は12月の休日を1日増やし、年末は24日〜来年1月2日を連休とし、三陽工業も12月の休日を3日増やし、年末は25日〜来年1月2日を連休とする。

 ただ光陽工業と台湾ヤマハは、来年の市場規模が60万〜65万台まで拡大すると楽観している。一方、三陽工業は今年と同水準で53万台と慎重な見方だ。