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フォード、台湾に3年で4車種投入


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年12月3日_記事番号:T00026970

フォード、台湾に3年で4車種投入

 
 米フォード・モーターのジョー・ヒンリックス・アジア太平洋アフリカ部門社長は2日、台湾での生産販売に今後3年間で4車種を投入し、台湾シェアの拡大を目指す考えを表明した。3日付工商時報によると、フォード車の生産・販売を行う福特六和汽車は今後30億〜50億台湾元(約83億〜140億円)を投じ、台湾で生産した小型車「フォード・フィエスタ」を来年下半期に市場に導入する計画とされる。
 
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福特六和の200万台生産記念式典に出席したヒンリックス社長(右3)(2日=中央社)
 
 フォードグループの後継者と目される43歳のヒンリックス氏は今回、福特六和のフォード車生産200万台を記念して行われた式典に出席するため、初めて来台した。記念すべき200万台目となったのは、新型「エコブースト」エンジンを搭載した中型セダン「モンデオ」で、21日に発売予定だ。

 業界では、フォードは台湾から撤退するのではないかとのうわさも伝えられているが、ヒンリックス社長は「設立38年の福特六和は、アジア太平洋・アフリカ市場で重要な役割を果たしている」語り、台湾での経営を継続する考えを強調した。