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ビボテレコム、自社ブランドのタブレットPC発売へ


ニュース 電子 作成日:2010年12月3日_記事番号:T00026973

ビボテレコム、自社ブランドのタブレットPC発売へ

 
 携帯電話キャリアの威宝電信(ビボテレコム)の張豊雄総経理は2日、来年にも独自ブランドのタブレット型パソコン「VIBO Vpad」を発売する意向を明らかにした。生産は鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富士康国際(FHI)に委託する。3日付工商時報が伝えた。

 ビボテレコムは、台湾の携帯電話キャリアとしては初めて、自社ブランドでタブレットPCを発売する。同社は来年、携帯端末を60万台調達する予定で、うち10万台がタブレットPCになる見通しだ。

 一方、主に米モトローラ向けにスマートフォンを受託生産する華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)はこのほど、ビボテレコム向けにもスマートフォンの出荷を開始した。

 ビボテレコムは今後、タブレットPC3機種、スマートフォン7機種を順次発売するが、タブレットPCで1機種、スマートフォンで4機種が自社ブランドとなる。

 張総経理は「今後数年で自社ブランドのタブレットPCとスマートフォンの調達比率を高めていきたい。スマートフォンは来年時点で携帯電話端末の調達量全体の50~60%を目標にしている」と述べた。