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インベンテックのノートPC出荷、「来年は2千万台」


ニュース 電子 作成日:2010年12月3日_記事番号:T00026976

インベンテックのノートPC出荷、「来年は2千万台」

 
 ノートパソコン受託生産大手、英業達(インベンテック)の李詩欽董事長は2日、同社の今年通年のノートPC出荷台数は前年比20%減の1,600万〜1,700万台となるとの見通しを示した。ただ来年は成長を回復し、今年比17.6%増の2,000万台と予測している。3日付工商時報が報じた。

 なお李董事長は、クラウドコンピューティング用端末として利用できる電子ブックリーダーを好感しており、「同製品にWi-Fi、第3世代(3G)、4Gなどの無線通信機能が搭載されるに伴い、出荷台数は今年の100万台から来年は600万〜700万台に激増する」と語った。

 またサーバーについては、ヒューレット・パッカード(HP)、デルのほか最近新たな顧客が加わり、同製品売上高は今年700億台湾元(約1,930億円)、来年は4割成長の1,000億元に達すると見込む。

 李董事長は電子ブックリーダーやサーバー、携帯電話など非ノートPC製品の出荷成長に伴い、同社売上高に占めるノートPCの割合は今年の80%から来年70%、再来年は60%まで低下し、これにより利益獲得能力低下の懸念解消につながると語った。