ニュース 医薬 作成日:2010年12月6日_記事番号:T00026993
馬英九総統は5日、海外からのメディカルツーリズム(医療観光)需要掘り起こしに向け、政府主導で「国際医療発展基金」を創設する構想を明らかにした。6日付経済日報が伝えた。
馬総統は同日、工業技術研究院(工研院)を視察した際、「高レベルの医療と観光を結び付け、年間1,450億台湾元(約4,000億円)規模といわれる医療観光ビジネスの商機をつかみたい」と述べた。
馬総統は年間延べ9万人の外国人が台湾で健康診断を受けている点を挙げた上で、「商機は十分にあり、シンガポールやタイと争わない理由はない。工研院生医医材研究所と共同で今後の計画を推進したい」と説明した。
馬総統は先週開かれた総統府財経小組の会議で、同基金の創設を指示した。また、行政院衛生署が担当していた医療観光振興政策を行政院本体による直轄とし、関係官庁との調整を図っていくことも決まった。
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