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台プラ4社の11月売上高、今年最高の1146億元に【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2010年12月6日_記事番号:T00026999

台プラ4社の11月売上高、今年最高の1146億元に【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の11月売上高は、前月比8.2%増の1,146億台湾元(約3,150億円)で、今年の単月最高を記録した。高純度テレフタル酸(PTA)など石油化学製品の国際オファー価格上昇が貢献した。証券会社は4社の業績について、「台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の第6ナフサプラント(雲林県麦寮郷、通称六軽)で起きた連続火災による悪影響から脱し、完全に落ち着きを取り戻した」と分析した。4日付経済日報が伝えた。
 
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 台塑石化の11月売上高は前月比11.37%増の568億300万元だった。ただ、第2オレフィンプラント(OL2、年産103万トン)の45日間の大規模保守期間に重なったことで、前年同月比では8.04%減少した。保守は既に完了し、先週から操業を再開している。これに加え、エチレンの契約価格やディーゼル油の国際価格が高水準で推移していることで、今後の業績成長が見込まれている。

 このほか、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)は前月比8.85%増の165億4,000万元で、4社中2番目の成長率となった。南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)は前月比4.87%増の170億7,100万元。台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)は前月比3.35%増の241億9,900万元だった。