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「新ICT産業の商機1千億ドル」、環境関連が鍵=王振堂TCA理事長


ニュース 電子 作成日:2010年12月6日_記事番号:T00027002

「新ICT産業の商機1千億ドル」、環境関連が鍵=王振堂TCA理事長

 
 台北市電脳商業同業公会(TCA)理事長を務める王振堂・宏碁(エイサー)董事長は4日、これまでに指摘していた、▽コンピューター▽コミュニケーション(通信)▽コンシューマー向け電子製品▽コンテンツ──の「4C」に加え、クラウドコンピューティングや、省エネルギーや二酸化炭素(CO2)排出削減など環境保護とハイテク技術を結びつけた分野を含む、新たに出現するICT(情報通信技術)産業の商機は1,000億米ドル以上が見込め、今後10年以上成長が持続するとの見方を示した。5日付工商時報が報じた。
 
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4日開幕のIT(情報技術)製品の展示販売会「インフォマンス」で呉敦義行政院長(右)にクラウドコンピューティング製品を説明する王振堂TCA理事長(左)(4日=中央社)
 
 王理事長は、世界各地でICTを利用したグリーンな町づくり、建築、交通システム、エネルギーなどが導入されていると指摘。その上で「ICTによって、CO2排出量削減目標15〜20%が達成できるだけでなく、政府が新ICT産業に対しより多くの支援を行えば、1兆台湾元(約2兆7,000億円)産業が生まれる可能性もある」と語った。