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「台湾は中台関係で自由選択権持つ」=頼陸委会主委


ニュース 政治 作成日:2010年12月7日_記事番号:T00027013

「台湾は中台関係で自由選択権持つ」=頼陸委会主委

 
 頼幸媛・行政院大陸委員会(陸委会)主任委員は6日行った講演で、台湾は中台関係において「7つの核心利益」を持ち、最も重要なのは、台湾が将来自由な選択を行える権利を持つこと、という考えを示した。7日付聯合報が報じた。 

 「7つの核心利益」は、▽民主▽主権▽安全▽国際社会への意義ある参加を行う権利▽差別されない権利──などで、頼主委はこのうち「民主」を最重要項目に挙げて、「台湾人民は政治的争議を民主主義的手段で解決することが習慣化した。両岸(中台)関係のいかなる展開も、民主を基礎とした台湾人民の生活方式を傷つけることはできない」と指摘した。

 その上で中台関係の将来について、「2,300万台湾人民は、民主主義の前提の下、自由に選択できる権利を持つ。そして、最も有利な道を選択できる知恵を持つはずだ」と強調した。

 頼主委はまた、馬英九政権の対中政策は正しい道を歩んでいるとの見方を示し、台湾の政府、民間が中台交流を推進するに当たっての考え方や手法に対し、中国側が正しい認識を持つことを期待すると語った。