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11月CPI上昇率1.53%、過去9カ月で最大【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年12月7日_記事番号:T00027016

11月CPI上昇率1.53%、過去9カ月で最大【図】

 
 行政院主計処の6日発表によると、11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.53%上昇の106.68ポイント(2006年を基準値=100とする)で、過去9カ月で最大の伸びとなった。石油・天然ガス価格上昇が主因だ。野菜・果物およびエネルギーを除いたコア物価指数も0.91%上昇した。7日付経済日報が報じた。
 
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 11月の卸売物価指数(WPI)は前年同月比2.43%上昇の107.75ポイントだった。

 主計処第三局第三科の呉昭明科長は、今年の物価は安定していると言えるが、12月からは来年の春節(旧正月)に向け卸売価格の上昇が川下へ波及して小売価格が上昇し始め、インフレ圧力が増すとの予測を示した。ただ、主計処の来年CPI上昇率予測1.85%は「妥当な範囲内にある」との認識で、インフレ圧力は増すものの、当面インフレの懸念はないと強調した。