ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

日本車が供給不足、値上げ前の駆け込み購入増加 【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年12月7日_記事番号:T00027024

日本車が供給不足、値上げ前の駆け込み購入増加 【表】

 
 円高によるコスト上昇を受け、日本車販売各社が来年明けに相次いで値上げに踏み切る前に、駆け込み購入の消費者が増え、各社の抱える納車待ち台数が膨らんでいる。7日付工商時報が報じた。
 
T000270241

 
 年内は値上げをしないと表明しているトヨタの台湾総代理、和泰汽車では、12月に入って以来、1日平均400台を超える予約注文があり、納車待ちは3,000〜4,000台に上っている。

 三菱系の中華汽車工業も現在1日当たり130台の予約を受けており、2,000台が納車待ち。裕隆日産汽車は11月に1日110台だった予約注文が12月は130台に増加、300台以上の納車待ちを抱える。台湾ホンダも12月最初の5日間で1日125台の注文を受け、100台以上が納車を待っている。

 なおマツダ台湾も最近数カ月は毎月1,300〜1,500台の注文を受けているが、生産を担う福特六和汽車では月に1,100〜1,200台しか出荷できないため、深刻な欠品状態となっているという。
 
T000270242

マツダ台湾が6日発売した「mazda5」11年モデル。1万6,000台湾元(約4万4,000円)の値上げとなったが、4万元相当のカーナビおよびDVDシステムを装備したため、既に約300台近い予約が入っているという(マツダ台湾提供)