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ASEの11月売上高、前月比3.9%減


ニュース 電子 作成日:2010年12月7日_記事番号:T00027031

ASEの11月売上高、前月比3.9%減

 
 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手2社の11月連結売上高は、日月光半導体(ASE)の封止・検査事業が前月比3.9%減の107億3,700万台湾元(約294億円)で小幅の減収となった一方、矽品精密工業(SPIL)は大手顧客からの受注が戻り、前月比2%増の51億3,500万元となった。12月は緊急受注が見込まれるため、両社とも前月と同水準となる見通しだ。7日付工商時報が伝えた。

 ASEの11月連結売上高は、傘下の環隆電気(USI)を加えると前月比0.5%減の168億2,200万元だった。第4四半期の連結売上高は台湾元高の影響で前期比5%以内の減収となる見通し。米ドルベースではほぼ横ばいだ。

 SPILは聯発科技(メディアテック)やエヌビディアからの受注が戻り、減収に歯止めがかかった。第4四半期は前期比6~7%減収、米ドルベースなら5%以内の減少となる見込みだ。

 業界関係者によると、スマートフォンやタブレット型パソコン向けの需要が好調で、グラフィックチップや無線ネットワーク製品向けの在庫消化が順調に進んでいるという。