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テコンドー連盟、楊淑君選手に出場停止処分も


ニュース 社会 作成日:2010年12月8日_記事番号:T00027041

テコンドー連盟、楊淑君選手に出場停止処分も

 
 世界テコンドー連盟の韓国人事務総長、梁振錫(ヤン・ジンソク)氏は8日、広州アジア大会のテコンドー女子49キロ級1回戦で、台湾の楊淑君選手が不明朗な失格判定で敗れた問題に関連し、楊選手に対する処分を18日の懲戒委員会で決定する考えを示した。楊選手には競技への出場停止などの処分が下される可能性がある。8日付中国時報が伝えた。
 
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台湾では批判の的となっている梁振錫・世界テコンドー連盟事務総長(7日=中央社)
 
 楊選手や台湾の中華民国テコンドー協会は、楊選手に違反行為はなかったと強く主張しているが、梁事務総長は中央社のインタビューに対し「楊選手が違反を犯しただけでなく、コーチや台湾の協会側にも責任がある」と述べており、楊選手に懲戒処分が下される可能性は高いとみられる。

 楊選手をめぐっては、電子ソックスのかかとに規定に反するセンサーパッドを取り付けていたことが失格理由となったが、楊選手は試合前の審判の要求に従って取り外しており、試合の映像でも使用していなかったことが確認されるなど、「誤審」だった可能性が指摘されている。

 連盟側は、電子ソックスの問題以外に、楊選手が試合後に抗議のため、試合会場を去ろうとせず、試合進行を遅延させたことも問題視している。連盟は違反問題と試合遅延問題を分けて、処分を決定する意向とされる。