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高鉄の中台連結構想、南北2カ所で接続=中国鉄道部


ニュース 運輸 作成日:2010年12月8日_記事番号:T00027045

高鉄の中台連結構想、南北2カ所で接続=中国鉄道部

 
 7日に北京で開かれた第7回世界高速鉄道大会に出席した中国鉄道部の鄭健・総規画師は、中台の高速鉄道を台湾海峡を越えて連結させるという中国の構想について、聯合報の取材に対し、「初期構想として福建省平潭島と台湾北部、およびアモイと台湾南部の2カ所で連結させることを検討している」と語った。そして、高架またはトンネル方式で実現可能との見解を示し、「技術および資金的な問題はない」と強調した。8日付同紙が報じた。

 同構想は今年3月、中国鉄道部の劉志軍部長が、北京〜台北を結ぶ「京台高速鉄道」建設計画として明らかにしている。また、今回の高鉄大会期間中、余卓民・武漢市(湖北省)鉄路局局長も「『昆台(雲南省昆明〜台湾)高鉄』計画は既に建設スケジュールの策定準備段階に入っている」と語っており、中国が「京台高鉄」以外にも、中台間を結ぶ高鉄の建設を計画していることが示された。