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作成日：2010年12月8日_記事番号：T00027057
ＡＳＵＳ、同方との中台提携説が浮上
華碩電脳（ＡＳＵＳ）が投資銀行の仲介で中国のパソコンメーカー、同方と提携するのではいかとの観測が業界で高まっている。８日付工商時報が伝えた。
市場関係者は、ＡＳＵＳと同方の提携が実現した場合、中国のパソコン市場で４～５位となる７～８％のシェアを獲得できると見込んでいる。
ＡＳＵＳはコメントを避けているが、同社は海外投資部門の華敏投資で４億8,000万台湾元（約13億3,000万円）の増資を行っており、海外での大型投資に向けた布石ではないかとの見方が出ていた。
中台間では既に、宏碁（エイサー）が、中国パソコン業界２位の方正科技（ファウンダー・テクノロジー・グループ）と提携しており、中国市場でのシェアを２位の13％にまで伸ばしている。ＡＳＵＳも同様の提携モデルで、中国でのシェア拡大を狙っている可能性がある。
