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商和興業とニチレイ、山東省で冷凍野菜の合弁会社設立へ


ニュース 食品 作成日:2010年12月9日_記事番号:T00027078

商和興業とニチレイ、山東省で冷凍野菜の合弁会社設立へ

 
 ニチレイフーズは8日、野菜製品を中心に生産・輸出入を営む商和興業(高雄市)と合弁で、中国・山東省泰安市に、ブロッコリーやインゲン、ミックス野菜など冷凍野菜を生産・販売する新会社「泰安佳裕食品」を2011年1月にも設立すると発表した。

 新会社は、資本金400万米ドルで、出資比率は商和興業が70%、ニチレイフーズが30%。日本向けを中心に中国国内や他国市場も視野に入れ、11年11月の生産開始を予定している。12年度の売上高は5億円を見込む。

 ニチレイによると、新会社では、農作物の栽培から取り組むことで、質の良い農産加工品を安定して調達すると同時に、付加価値の高い商品を開発していく。泰安市を選んだのは、現地で既に有機野菜が生産されるなど農薬管理への意識水準が高く、「食の安全と安定」を実現するのに良好な土地柄と判断したためだ。