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CSC、高雄に先進モーターの研究拠点


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年12月9日_記事番号:T00027084

CSC、高雄に先進モーターの研究拠点

 
 中国鋼鉄(CSC)の鄒若斉董事長は8日、高雄に先進モーターの研究開発(R&D)センターを設立する計画を明らかにした。同社はモーターに使用される電磁鋼片の世界シェアが6%で、鄒董事長は「当社が強みとする同製品を基に、将来的に高雄を世界のモーター製品生産拠点としたい」と抱負を述べた。9日付聯合報が伝えた。

 CSCの陳玉松・技術副総経理は、「中国へ進出した台湾モーター各社の多くが、Uターン投資に意欲的だ」と語っており、今後こうした企業を含め、産学共同でモーター産業の振興を図る考えだ。

 CSCは先の董事会で、電磁鋼片の生産ライン拡充に143億台湾元(約397億円)の追加投資を行うことも決議している。

 このほか同社は低環境負荷型の鋼材事業に少なくとも150億元を投じることを決定。8日には国立中山大学(高雄市)と共同で「金属物性・微細構造研究センター」を設立することで提携同意書を交わした。