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「CHIMEI」ブランド、中国市場で富士康と提携


ニュース 家電 作成日:2010年12月9日_記事番号:T00027086

「CHIMEI」ブランド、中国市場で富士康と提携

 
奇美グループの液晶テレビ・モニターブランド「CHIMEI(チーメイ)」を展開する新視代科技(NEXGEN Mediatech)の鄭良彬総経理は8日、中国における販売での、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富士康国際(FIH)との提携を発表した。9日付経済日報が伝えた。

9月から既に月間1万台程度でテスト販売を始めており、来年にはこれを年間30万台以上へと大幅に拡大する方針だ。3年以内に中国市場での販売規模を120万台とし、10大ブランド入りを目指す。受託生産は奇美電子(チーメイ・イノルックス)が手掛け、今年3月に鴻海集団の旧・群創光電(イノルックス・ディスプレイ)と旧・奇美電子(CMO)が合併した効果をさらに拡大させ
る。

鄭総経理は、製品力およびブランドマーケティングという同社の強みと、富士康の販売網で相乗効果が見込めると強調。大都市から農村までをカバーする「百城千店(100都市1,000店舗)」規模で展開する方針だ。

また、余泯楽・液晶ディスプレイ事業処長は、「富士康との連携を通じ、台湾の優良ブランド『CHIMEI』製品を、高い潜在成長力を持つ中国市場に浸透させる」と意欲を示した。