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台湾の成長率4.6%、ADBが上方修正


ニュース その他分野 作成日:2007年9月18日_記事番号:T00002709

台湾の成長率4.6%、ADBが上方修正

 
 アジア開発銀行(ADB)は17日発表した下半期のアジア各国の経済展望で、台湾の今年通年の経済成長率を従来の4.3%から4.6%に上方修正した。アジア全体では成長率が最下位となる見通しのタイ(4.0%)を上回るのみで、韓国と並んで下から2番目の数値だ。

 ADBは上方修正を行った理由として、クレジットカード債務問題が峠を越え、失業率が低下し、株式市場と不動産市場が上昇した効果で民間消費がやや上向きになったことを挙げている。しかし、来年は米国の内需が弱向きに転じる影響で、成長率はアジアで最下位の4.5%という予想だ。

 上半期は、中国が1994年以来最高となる11.2%、インドが8.5%の成長率を記録。インドネシアやフィリピンも事前の予想を上回るなど、軒並み好調だった。 
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