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作成日：2010年12月9日_記事番号：T00027091
ＵＭＣ、11月も前月比減収
ファウンドリー大手、聯華電子（ＵＭＣ）が８日発表した11月売上高は、前月比2.43％減、前年同月比14.03％増の104億4,000万台湾元（約290億円）となり、今年５月以来７カ月連続で100億元台を維持したものの、前月比では２カ月連続の減収となった。９日付経済日報などが伝えた。
証券会社は11月の減収要因として、欧米市場でのハイシーズンに備えた在庫確保の動きが一段落し、12インチウエハー工場はフル稼働だった一方で８インチ工場の稼働率が低下し始めたことを挙げた。ただ12月売上高も100億元台を維持し、第４四半期は前期比約４％減の313億元前後となると予測した。
一方ＵＭＣは第４四半期の売上高について、前期の業績説明会で「米ドル建
てでは前期比横ばいだが、台湾元高の影響で元建ては下落する」と見通しを示している。またウエハー出荷枚数は前期比２〜４％減、平均販売価格（ＡＳＰ）は同２〜４％上昇と予測している。
