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宝飾店襲撃の強盗、店主ともみ合いショック死


ニュース 社会 作成日:2010年12月10日_記事番号:T00027097

宝飾店襲撃の強盗、店主ともみ合いショック死

 台北県中和市で9日、2人組の強盗が宝飾店を襲い、店主ともみ合ううちに犯人の1人がショック死するという事件が発生した。

被害に遭ったのは、陳朝順、陳品蓉(41)兄妹が経営する宝飾店「金年春金仔店」。9日午後6時ごろ、2人組の強盗、賀琦容疑者(39)と黄万昌容疑者(43)が、ヘルメット姿で店内に乱入。賀容疑者は威嚇のために天井に向かってけん銃を発砲した後、店内にいた陳品蓉さん(41)の右胸を撃った。

銃声を聞いて2階から降りてきた兄の陳朝順さんは、妹が血を流して倒れているのを見て、賀容疑者に突進。けん銃を奪おうともみ合う中、賀容疑者が発砲した弾が黄容疑者の左太ももに命中した。

すると賀容疑者の顔からみるみる血の気が引いていき、その場で失神。通報を受けた警官が到着した時には心拍がなく、CPR(心肺蘇生法)を施した後病院へ運んだものの、助からなかった。

賀容疑者は肥満型で、家族によると、子供のころから心血管疾患があったという。警察は、強盗に入って殴り合いをしたことで極度の緊張状態に陥り、ショック死した可能性があるとみている。

調べによると、黄、賀両容疑者は屏東県の眷村(外省人居住区)で育った竹馬の友。多額の借金を抱える賀容疑者が強盗話を持ちかけ、計画を練ること2カ月、普段、店番が2人しかいない陳さんの店を狙ったという。

撃たれた陳品蓉さんは血胸(胸腔内に血液が貯留した状態)と肝臓破裂の重傷で、手術を受けたが危険な状態だ。

台北県ではけん銃を使った事件が相次いでおり、先月も永和市で連勝文氏に対する銃撃事件が発生したばかり。江永昌県議会議員(無所属)は、「警察がだらけている証拠。警察局長は責任をとって辞任すべき」とコメント。張瑞山県議(民進党)も「周錫瑋県長は、もうすぐ任期が切れるせいで知らん顔を決め込んでいる」と批判している。