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春節期間の中台夜行フライト、「正規運賃の4割引に」=民航局長


ニュース 運輸 作成日:2010年12月10日_記事番号:T00027102

春節期間の中台夜行フライト、「正規運賃の4割引に」=民航局長

 
 来年の春節(旧正月)時期(1月20日~2月17日)の中台直航便の増便に関する中台協議を月末に控え、交通部民用航空局(民航局)の尹承蓬局長は、「中国国内の空港で増便できる時間帯が限られているため、いわゆる『レッドアイ・フライト(深夜発・早朝着の夜行便)』も含まれることは避けられない」と述べた。その上で航空各社に対し、これら「レッドアイ便」を少なくとも4割引とし、オンラインによる直接販売の比率を50%以上に引き上げるよう求めたことを明らかにした。10日付聯合報が伝えた。

 中国は春節時期、国内便も含め運航が極めて過密スケジュールとなることから、今年同期は台湾便の増便割り当ての多くをレッドアイ便に指定した。航空各社からは来年も時間帯の悪い便となることに関し、利用が少なくなることを懸念する声が上がっている。

 月末の中台協議に際し、台湾当局は週120便の増便を提案している。今年の例に従えば、特に需要の高い上海は8便、北京・広州・深圳の3都市は5便ずつに制限、他都市は制限を設けず、航空各社からの申し出に対応する。また、レッドアイ便の運賃割引については中国側航空会社にも協力を求める方針だ。