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東台のレーザー穿孔機、受注絶好調


ニュース 機械 作成日:2010年12月10日_記事番号:T00027113

東台のレーザー穿孔機、受注絶好調

 
 穿孔機メーカーの東台精機(東台マシン&ツール)は、今年初めて発表したレーザー穿孔機が、スマートフォン向け需要に支えられて受注が絶好調だ。出荷は既に2台、受注は15台に上る。来年は少なくとも70台を出荷し、世界シェア10%以上を見込む。10日付経済日報が報じた。

 同社によると、レーザー穿孔機は直径0.06ミリメートルの穴を1分間当たり3万6,000個開けられる。一般的なプリント基板(PCB)穿孔機は直径0.1ミリを1分間当たり400個で、性能が格段に違う。特にアップルのiPhone4に続き、来年発売の「iPhone5」も生産の際レーザー穿孔機を使うとみられるため、来年の需要は今年の2倍の少なくとも700台に上ると予測している。

 レーザー穿孔機の生産メーカーは、世界でも日本の日立工機、三菱電機、中国の大族激光科技、そして東台の4社しかない。東台は日系に比べて価格面で優位性を持つ。