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携帯受託生産のアリマ、11月売上高が過去2年で最高


ニュース 電子 作成日:2010年12月10日_記事番号:T00027115

携帯受託生産のアリマ、11月売上高が過去2年で最高

 
 携帯電話受託生産で台湾最大手の華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)の11月連結売上高は、前月比3.38%増、前年同月比142.96%増の28億1,100万台湾元(約78億円)で、過去2年で最高となった。ソニーエリクソンやモトローラといった大手ブランドからの受注が好業績を支えた。同社売上高は10、11月の2カ月だけで第3四半期通期に匹敵する規模となっている。10日付電子時報が伝えた。

 また、携帯電話向けのスピーカーやハンズフリーセットを手掛ける美律実業(メリー・エレクトロニクス)も、11月連結売上高が前月比20.1%増、前年同月比7.02%増の8億300万元で今年単月最高、携帯電話部品の毅嘉科技(ICHIAテクノロジーズ)は前月比15.56%増、前年同月比32.58%増の9億3,600万元となるなど、11月は携帯電話関連メーカーの業績がハイシーズンを受けピークを迎えたようだ。

 ただ、12月はハイシーズンも終盤に入り、各社とも前月比で減収となりそうだ。なお、来年第1四半期にはオフシーズンを迎えるが、売上高の前期比減少幅は例年より縮小すると各社はみている。