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コンパル、11月は8%減収【表】


ニュース 電子 作成日:2010年12月10日_記事番号:T00027119

コンパル、11月は8%減収【表】

 
 ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)の11月連結売上高は、前月比8.92%減、前年同月比10.53%減の701億5,700万台湾元(約1,950億円)だった。証券会社は、大手顧客である宏碁(エイサー)のノートPC新機種で、インテルの新プラットフォーム「Huron River(ヒューロンリバー、開発コード)」採用製品の出荷が遅れ、ノートPC出荷台数が予想を5%下回る380万台にとどまったことが減収の主因と指摘した。12月はこの新機種の出荷が予定されていることから、出荷台数は5%増の400万台となり、増収が見込まれる。10日付経済日報が伝えた。
 
T000271191

 
 コンパルの1~11月累計の業績は、連結売上高が前年比40%増の7,913億6,200万元、ノートPC出荷台数は4,770万台。第4四半期通期の出荷台数は前期比5%成長が予想され、通年では5,000万台の目標を達成するとみられる。

 ノートPC出荷が減少した一方で、11月の液晶テレビ出荷台数は100万台と2カ月連続で過去最高を更新、成長を続けている。ただ12月はクリスマスシーズン向けの在庫補充が一段落することで、減少する見通しだ。