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ASUS、ペガトロンの持株12%処分へ


ニュース 電子 作成日:2010年12月10日_記事番号:T00027120

ASUS、ペガトロンの持株12%処分へ

 
 華碩電脳(ASUS)は9日の董事会で、一昨年に分社したパソコンなど受託製造の和碩聯合科技(ペガトロン)の持ち株24.4%のうち、約12.2%を処分することを決定した。ペガトロンの同日の株価は1株43元で、ASUSの株式売却利益は約119億台湾元(約331億円)に上るとみられる。10日付経済日報などが報じた。

 売却額が巨額であることから、証券会社はペガトロン株の放出は、海外預託証券(GDR)発行を通じて行われる可能性が高いとみている。 

 ペガトロン株売却によりASUSは、手持ち現金が500億元以上に達し、この資金を他企業の買収や金庫株の実施に充てると表明している。同社は董事会で、産業用コンピューターメーカー、研揚科技(AAEONテクノロジー)の買収、および1株価格240〜300元の範囲で、1万株の金庫株を行うことも取り決めた。