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奇美電、11月は10%増収【表】


ニュース 電子 作成日:2010年12月10日_記事番号:T00027123

奇美電、11月は10%増収【表】

 
 液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)が9日発表した11月の連結売上高は、前月比10.5%増の450億台湾元(約1,253億円)だった。TFT−LCD(薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ)パネルの出荷枚数は、中小型が前月比22.4%増の4,570万枚で過去最高を更新、大型が同23.6%増の1,190万枚だった。10日付経済日報が伝えた。
 
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 1~11月累計の連結売上高は4,353億600万元、合併前の旧・群創光電(イノルックス・ディスプレイ)の前年同月業績と比べ、193.23%増となった。また、ライバルの友達光電(AUO)の4,365億5,400万元にもわずかな差に迫った。

 奇美電の許庭禎・モバイルデバイス担当副総経理によると、同社の中小型パネルの年間生産枚数は4億5,000万~5億万枚で、世界トップの座を守る見通しだ。また、品質についても宇宙航空分野に応用できるレベルに達するとともに、スマートフォン向けの低温ポリシリコンTFT(LTPS)やアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)などハイエンド製品でも同業をリードしていると強調した。