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月収2万元以下、2年連続で100万人以上


ニュース その他分野 作成日:2010年12月13日_記事番号:T00027129

月収2万元以下、2年連続で100万人以上

 
 今年、月収2万台湾元(約5万6,000円)以下の被雇用者は103万8,000人で、景気が大幅に回復したにもかかわらず昨年の106万2,000人に近い水準で、2年連続で100万人を上回ったことが行政院主計処のまとめで分かった。12日付工商時報が報じた。

 同調査によると、金融危機前の2005〜08年、月収2万元以下の被雇用者は80万〜85万人で、最近2年は金融危機前より低所得層が約20万人増えていることになる。

 主計処はこれについて、今年はパートタイマーや派遣労働者などが過去最高の72万3,000人に達し、これら非正規労働者の収入は正社員の半分にすぎないため、「ワーキングプア」現象が生じていると指摘した。

 なお、就業者1,046万人のうち被雇用者は806万人で、月平均の収入(経常性給与と残業費)は3万4,000元で昨年をやや上回った。