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11年は「台湾デザイン年」、イノベーション力強化目指す


ニュース その他分野 作成日:2010年12月13日_記事番号:T00027131

11年は「台湾デザイン年」、イノベーション力強化目指す

 
 馬英九総統は10日、来年の「台湾設計年(台湾デザイン年)」開始イベントに出席し、台湾を世界のイノベーション拠点として位置付けるための施策を強化していく意向を明らかにした。11日付経済日報が伝えた。
 
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10日は同時に台湾設計博覧会(19日まで)の開幕式も行われた。馬英九総統は、台湾をイノベーション力で世界の尊敬を集める「創意島」にしたいとの抱負を語った(10日=中央社)
 
 経済部は中華民国建国100年に合わせ、来年を「台湾設計年」と位置付けており、その目玉イベントとして、来年10月には台北市の松山たばこ工場跡に建設された台湾設計館で、デザイン業界の国際会議「2011世界デザイン会議(IDC)」の開催が予定されている。同会議は台湾創意設計中心(台湾デザインセンター)が中心となり、2007年に台北への誘致に成功した。

 世界経済フォーラム(WEF)が今年9月に発表した今年の国際競争力ランキングで、台湾は世界139の経済体のうち13位となったが、イノベーション分野では7位に入り、潜在成長力が指摘されている。

 これを踏まえ馬総統は、「台湾がアジア太平洋における経済と貿易のハブとなるのは時間の問題だが、台湾はイノベーション分野でさらに努力が必要だ」と強調した。